レンタカーやレンタサイクルなど、気軽に車や自転車を借りられるサービスの中で、最近需要が増えているのがレンタルバイクのサービスです。
観光地で気軽にツーリングをしたい、休日だけバイクにのりたいなど、バイクを楽しみたい人のニーズに沿ったサービスを提供できるのが、レンタルバイク事業です。
この記事では、レンタルバイクで開業したい人向けに、
- そもそも儲かる事業なのか
- 個人で独立するためのノウハウ
- フランチャイズという選択肢
などについて解説していきます。
目次
レンタルバイクとは?
レンタルバイクは、小型バイクから大型バイクまで、さまざまな種類のバイクをレンタルできるサービスです
最新型のバイクから定番の型まで、メーカーが販売しているバイクの試乗が可能です。
レンタルバイクのサービスで提供しているのは、バイク本体だけではありません。
バイクに乗るときに必要な、ヘルメットやグローブなどの備品もレンタルが可能です。
レンタルバイクでの開業は儲かる?
まずは「儲かる」という定義は以下のように定めるとします。
- 次々安定して黒字が出る
- オーナー報酬を確保できる
- 設備投資の回収が3年以内に見込める
この3つを満たせない場合、表面上の売上が伸びているように見えても、実質的には「儲かっていない」状態になりやすいです。
レンタルバイクは「儲けやすいビジネス」ではあるが、誰でも儲かるわけではない
結論から言うと、レンタルバイクは次の理由から比較的儲かりやすいビジネスモデルです。
レンタルバイクは、大きな設備投資が不要で、車両さえ用意できればすぐに収益化できる点から「儲けやすいビジネス」と言われることがよくあります。
実際、固定費は比較的少なく、一度仕入れたバイクが繰り返し売上を生むため、構造としては安定しやすい側面があります。
ただし、このメリットは「適切な条件が揃ったとき」に初めて生きるもの。
立地選び、車両の仕入れ方、集客の仕組みづくりが不十分だと、稼働率が上がらず、思うように利益が出ないケースも少なくありません。
特に、観光需要が弱いエリアや、競合が多い都市部では成果が出ないこともあります。
つまり、レンタルバイクはビジネスモデル自体は強いものの、「誰でも簡単に儲かる」事業ではありません。
成功しているオーナーは、需要を見極め、適切な台数でスタートし、GoogleマップやSNSなどで継続的に集客を強化しています。
こうした準備と運営体制が整って初めて、高い収益性が実現できるのです。
買うより借りる!レンタルバイクの需要はどこにある?
気軽に好きなバイクに乗れるレンタルバイクは、どのような層にニーズがあるのでしょうか。
1つずつみていきましょう。
バイクブームを経験した世代
レンタルバイクを利用する層のひとつが、若い頃にバイクに乗っていた人たちです。
バイクブームを経験した世代が、40代50代になり、またバイクを乗りたいと考えているのです。
レンタルバイクなら、気軽に昔の仲間とツーリングを楽しめます。
旅行先での需要
旅行先の移動手段として、レンタルバイクの需要が高まっています。
レンタルバイクは、レンタカーを借りたり、タクシーを手配したりするよりも、安価で利用が可能です。
若者世代は買うより借りるがトレンド
使いたい時だけ使う、レンタルが当たり前の世代にとっては、バイクも購入するものではなく、使いたいときにレンタルするもののひとつ。
いまや、レンタルは車やスノーボードだけでなく、ブランドバッグやペットまで多岐にわたります。
若者世代にとっては、レンタルバイクも使いたい時にだけに使うもの。
いつでも好きなバイクに乗れるレンタルバイクは、若者のニーズにも対応しているのです。
レンタルバイクの開業はフランチャイズがおすすめな4つの理由
レンタルバイク事業を始める場合、個人でも開業が可能ですが、フランチャイズに加盟するのが便利です。
その理由は以下の通り。
- レンタルバイク事業を個人で始めると時間がかかる
- 店舗業務以外の仕事はフランチャイズ本部が対応してくれる
- 集客効果にも期待ができる
- バイク保険料が割引になる
1つずつ見ていきます。
レンタルバイク事業を個人で始めると時間がかかる
レンタルバイク事業を個人で開業する場合、開業までに多くの手続きが必要です。
レンタルバイクを個人で経営する場合、車庫や営業所を自分で探さなくてはなりません。
また、自家用自動車有償貸渡許可申請書や貸渡料金表、貸渡約款などの書類の用意も必要です。
フランチャイズに加盟をすれば、申請書の作成方法や必要な書類について指示を出してくれるので、スムーズにレンタル事業の許可申請が可能です。
店舗業務以外の仕事はフランチャイズ本部が対応してくれる
レンタルバイク事業をおこなう場合、バイクを貸し出すだけでなく車両の整備や点検、貸し出すバイクの準備など、店舗営業以外にもさまざまな仕事があります。
個人でレンタルバイク事業をおこなう場合、すべて自分で用意する必要がありますが、フランチャイズでは、店舗業務以外の仕事は、本部に対応してもらえます。
集客効果にも期待ができる
新事業をたちあげるにあたり、顧客の獲得は事業の成功に重要な要素のひとつです。
フランチャイズに加盟すれば、本部のホームページや広告などで、集客に注力してくれます。
顧客管理や新規客への応対も、本部のオペレーターがおこなってくれるので、お客様への対応もおまかせできます。
また、旅行会社と事業提携しているフランチャイズもあるので、安定した集客がのぞめるでしょう。
バイク保険料が割引になる
レンタルバイク事業をおこなう場合、貸し出す車両に保険をかけなくてはなりません。
フランチャイズの場合、個人で車両保険をかけるよりも法人契約で、保険料が安く済む場合があります。
本部のサポートがあり、トラブルにも対応してもらえる
レンタルバイクの場合、バイクの傷やヘコミなど、お客様とのあいだにトラブルが起きることがあります。
個人で経営する場合は、トラブルの対応や弁護士とのやり取りもすべて自分でおこなわなくてはなりませんが、フランチャイズの場合は本部に対応してもらえます。
レンタルバイクの開業におすすめのフランチャイズ厳選2つ
レンタルバイクの開業でフランチャイズを選ぶ理由は、大きくまとめると「失敗しやすい部分を本部が補ってくれるから」です。
- 集客の仕組みを最初から使える
- 車両選びや保険、運営ノウハウを丸ごと学べる
- 開業後すぐに売上を作りやすい
つまり、リスクを抑えて早く軌道に乗せたい人向けの選択肢です。
ここからは、そんなレンタルバイクのおすすめフランチャイズを、2つ厳選して紹介していきます!
ベストBike|無人シェア型・1台から始められる

初期費用を抑えてスモールスタートしたい人に向いているフランチャイズです。
無人・非対面で運営できるため、オーナーの拘束時間が少なく、副業としても取り組みやすい点が特徴です。
- 店舗不要の非対面レンタル
- 1台から運営でき初期投資が少ない
- 駅前や駐車場など柔軟な設置が可能
ベストBikeのフランチャイズに興味がある人は、以下より公式サイトをご覧ください!
レンタル819 キズキ|全国展開の安心ブランド

国内で広く知られたレンタルバイクチェーンで、開業初期からブランド力を活かした集客が期待できます。
研修や運営マニュアルが整っているため、レンタルバイク事業が初めての方でも安心して始められます。
- 全国規模のブランドで集客力が強い
- 予約システム・運営ノウハウが豊富
- 初心者でも取り組みやすいサポート体制
レンタル819キズキのフランチャイズに興味がある人は、以下より公式サイトをご覧ください!

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