フランチャイズでの起業は、なにも店舗を持っていなければダメということはありません。家事代行サービスやハウスキーパーのような顧客の自宅が現場のフランチャイズビジネスもあります。店舗を持たないフランチャイズビジネスの中には、自宅で起業できるものもあります。
それが「ネットショップ」です。現在注目されているのが、在庫を持たずに収益を得られる「無在庫販売」にも対応しているフランチャイズビジネスです。しかし、無在庫販売のフランチャイズビジネスは本当に儲かるのでしょうか?
本記事では、ネットショップ型フランチャイズ起業の仕組みや気になる「無在庫販売」、「必要なパソコンスキル」についてお話しします。
目次
ネットショップ型フランチャイズビジネスの特徴と人気のフランチャイザー
ネットショップ型フランチャイズビジネスとは、一般のフランチャイズビジネスのように、加盟金を支払って屋号を借り受け、毎月の売上金額に応じたロイヤリティを支払うビジネスモデルのことです。
店舗のあるフランチャイズビジネスと違い、自宅で開業できるため、開業準備金を安く抑えられることがメリットでしょう。また、人気のフランチャイザーであれば、集客も容易になるため、収益を上げやすくなるというメリットもあります。
現在人気のフランチャイズネットショップとして次の2社を簡単にご紹介します。
株式会社CCR
アパレルから雑貨まで、多種多様な商品を扱っているフランチャイズネットショップを運営しているのが株式会社CCRです。初期費用はわずか27.5万円という安さでネットショップを開業できます。株式会社CCRが運営するネットショップでは年間売上10億円を超えています。
CCR独自の運営ノウハウがあるため、ネットショップ運営が未経験でも開業できるのが魅力です。開業準備では動画や資料を活用した研修があり、場合によってはzoomでの半日研修も可能。開業後も継続してサポートしてくれます。
開業3カ月で売上高が5ケタを達成したオーナーもいるほど。ロイヤリティは売上高の割合ではなく、月額固定の1.1万円(税込)のみ。最短1日で開業できるため副業としても人気のフランチャイズネットショップです。
株式会社ADOLOGI
ネットショップ・オートメーション・システム、通称NASシステムを活用したネットショップフランチャイズビジネスを運営しているのが「株式会社ADOLOGI」です。テレビでも話題になったほか、コロナ禍で急成長した企業としても注目を集めています。
株式会社ADOLOGIの特徴は「自動販促」でしょう。Amazonから抽出された商品情報を元に、日本のAmazonに商品を出品するだけの簡単作業で収益を得られます。通常のネットショップで頭を抱えるであろう「商品の選定」や「商品の出品」、「価格設定」などを一手に行ってくれるため、ネットショップ運営未経験の人でも簡単に収益を得られるビジネスです。無在庫販売のため、パソコン1台用意するだけですぐに開業できます。
無在庫販売は違法ではないが古物商許可が必要な商品もある
ネットショップフランチャイズビジネスをはじめたいと考えていても、なかなか実行に移せないという方は多いです。なぜすぐに開業を決心できないかというネックとして「無在庫販売=違法」というイメージがあるからと言われています。
ネットショップフランチャイズビジネスそのものが「違法性のあるビジネスというイメージ」で見られていることも事実なのです。しかし「無在庫販売」は違法ではありません。そもそも無在庫販売を否とする法律そのものがないのです。
ただし、一部では法律違反で逮捕されるネットショップ事業者がいることも事実。無在庫販売で扱う商品によっては、リサイクルショップなどが取得すべき許可「古物商許可」が必要になります。この「古物商許可」を取得せずに無在庫販売を行うことで「無許可販売」として逮捕されてしまうのです。
ネットショップフランチャイズビジネスで起業する際には、事前に古物商許可が必要なのかを確認してから加盟を検討しましょう。
最低限必要なパソコンスキル4つ
ネットショップ起業では、パソコンスキルが必須です。しかし、ほとんどのフランチャイザーでは、必要最低限のパソコンスキルでも開業可能です。ここでは、ネットショップ開業で最低限必要となるパソコンスキルについてお話しします。
パソコンで文章入力ができる
パソコンのキーボードを使って文章入力ができれば問題ありません。タイピングのスピードは作業をしていくうちに速くなっていくので、特別訓練する必要はないでしょう。
商品の画像をパソコンに取り込める
パソコンに商品の画像を取り込むためのスキルが必要です。スキルといってもスマホやデジカメからパソコンへ画像を送信するケーブルをつなげば、すぐにでも画像を取り込めるため、そこまで高度なスキルではありません。
簡単な写真加工ができる
ネットショップで重要なのは写真です。すでにある商品の写真を加工できるスキルは必要でしょう。とは言っても、写真の明るさやコントラストといった基本的なスキルがあれば問題ありません。わざわざ写真加工用のアプリなどを購入する必要は無いでしょう。
写真をショップにアップロードできる
写真を自分のネットショップにアップロードするスキルです。これもさほど難しいことではありません。ネットショップのシステムによっては、エクスプローラから画像をドラッグするだけというものもあります。画像の容量が大きい場合はインターネット回線のスピードアップを検討するとよいでしょう。
ネットショップフランチャイズビジネスで大事なのは「フランチャイザー」のノウハウ
ネットショップはひと昔前に比べて、誰でも開業しやすくなりました。開業から確実に収益を上げるためにフランチャイズを活用して開業することもよいでしょう。販売したい商品が決まっていなかったり、どのフランチャイザーを選べば良いか迷った場合は、ぜひ【無料相談窓口】にご連絡ください。