今、婚活アドバイザーの副業は賢い選択!向いている人の特徴や必要な資格を解説

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副業で人気の婚活アドバイザーは、未経験でも始められることや、必要な資格がないことから参入しやすい業種。

この記事では、婚活アドバイザーを検討中の方に、仕事内容やメリット、仕事を始める方法を紹介します。

効率よく収入を上げるコツを知り、アドバイザーとして活躍してみませんか?

婚活アドバイザーとは?副業で注目される理由

婚活アドバイザーとは、結婚を目指す人の婚活のサポートを行う仕事です。

結婚相談所によって呼び方は異なり、代表的な呼び名として以下のようなものがあげられます。

婚活アドバイザーの呼び名
  • 婚活アドバイザー
  • 婚活コンシェルジュ
  • 結婚サポーター
  • 仲人

多くの会員は働いていることが想定されるため、お見合いやカウンセリングのような対面でのやりとりは週末などの休日が中心。

対面での接客以外はパソコンやスマホでできるため、移動時間や休憩中に済ませられることが魅力です。

また、晩婚化の加速を受けて婚活ビジネス市場が拡大していることや、婚活サービスを利用して効率良く結婚したい人が増えていることから副業として注目されています。

(引用:リクルートブライダル総研|婚活実態調査2021

続いて、婚活アドバイザーの具体的な仕事内容を見ていきましょう。

婚活アドバイザーの具体的な仕事内容

婚活アドバイザーの仕事内容は、会員の相談にのったり、相手の紹介やお見合いの場の設定をしたりするのがメイン。

具体的には次のような仕事が挙げられます。

婚活アドバイザーの具体的な仕事内容
  • 会員から希望条件などのヒアリング
  • 希望条件に合う相手を絞り込む
  • 会員に候補を紹介する
  • お見合いの日時や場所の調整
  • お見合い後のフォロー
  • 会員の性格などを考慮したアドバイス
  • 問い合わせへの対応
  • 会員情報の管理

結婚相手に求める条件や、婚活にどのくらいの熱量で臨んでいるかは、人によってそれぞれ。

そのため、婚活アドバイザーが特に力を入れてやるべきことは、担当する会員の希望条件をしっかりキャッチすることです。

その上で、会員の年齢・身長・体重といった容姿の特徴をはじめ、結婚相手に求める条件や理想を把握し、お互いにマッチしそうな異性をピックアップします。

この際、できるだけ希望に合う異性を紹介できないと、「この婚活アドバイザーは期待できない」と会員の満足度が下がってしまうリスクがあります。

お見合い相手の決定はメールや電話で連絡を入れますが、少しでも条件と違う点がある異性を紹介する場合には電話での連絡がおすすめ。

「どこが条件とズレているのか」、「その代わりに提示できる魅力はどこか」を会員に伝えます。

たとえば、「年収は希望よりも低いけれど、アウトドア好きという趣味が合うと思ったので紹介したい」といった伝え方が良いでしょう。

会員に対して「余った異性を押しつけられた」のようなネガティブな気持ちにさせない配慮が必要です。

期待以上のアドバイスや提案ができれば、自然と会員数も増えていくでしょう。

婚活アドバイザーに必要な資格はある?

婚活アドバイザーとして働くために必要な資格は特にありません。

強いて言うなら、客観的にスキルを証明するために民間資格を取得しておくと、集客の際に安心材料として見てもらえるかもしれません。

日本能力開発推進協会 (JADP)が実施する「婚活アドバイザー」の資格は、婚活を成功に導くための知識の保有や、寄り添ったアドバイス技術があることを証明します。

認定教育機関でのカリキュラムを修了後に在宅で受験できるため、働きながらの取得にもうってつけ。

受験料も税込5,600円と高くないため、挑戦してみても良いでしょう。

受験概要は以下の通りです。

婚活アドバイザーに向いている人の特徴

婚活アドバイザーに向いてる人の特徴

婚活アドバイザーに向いている人の特徴は次の通りです。

婚活アドバイザーに向いている人の特徴
  • 誰に対しても平等に対応できる
  • 相手の良いところに注目できる
  • 適切な場面でアドバイスできる

一つずつ見ていきましょう。

誰に対しても平等に対応できる

婚活アドバイザーは自分の好みで人を判断してはいけません。

誰に対しても偏見なく平等に対応できないと、自分自身の好みに合う会員しか集められず、成約に至らないことが多いでしょう。

成約数を増やすためには自分の好みや偏見を取り除き、フラットな目線で会員を見ることが大切です。

相手の良いところに注目できる

相手の良いところに注目できる人や、相手の良さを見つけるのが上手い人は婚活アドバイザーに向いています。

自分ではなかなか気づきいにくい「自分の良さ」を見つけてあげれば、マッチングする幅が広がる場合も少なくありません。

反対に、相手のネガティブな面ばかり指摘していると、会員は萎縮してしまったり、自信をなくしてしまったりする可能性があります。

相手の良いところに注目して伸ばしてあげられる人は、婚活アドバイザーとしても活躍できるでしょう。

適切な場面でアドバイスできる

婚活アドバイザーは会員からの話を聞くことがメインの仕事です。

どちらかというと聞き役になりますが、適切な場面ではしっかりとアドバイスできるほうが信頼感も増します。

どのようなことも相談しやすい関係性を築くために、相手の話を

婚活アドバイザーの始め方

婚活アドバイザーの始め方

婚活アドバイザーの仕事を始めるには、次の2つの方法があります。

どちらの開業方法にもメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法での開業を目指しましょう。

1.結婚相談所で雇用してもらう

婚活アドバイザーとして開業する1つ目の方法は、結婚相談所で雇用してもらうことです。

ニーズが高まっていることもあり、求人サイトや求人情報誌などを確認すると婚活アドバイザーの求人は意外と載っています。

「未経験可」という求人もあるため、資格や婚活アドバイザーに関係する経験がなくても採用される可能性はあるでしょう。

結婚相談所で雇用してもらうメリットは、月給や時給で安定的な収入を得られること。

研修制度などの福利厚生を活用すれば、キャリアアップも目指せます。

デメリットはフルタイムの募集が多く、副業での活動が難しいことです。

中には、アルバイトやパートといった求人もありますが、正社員や契約社員と比べると働ける地域が限定される傾向にあります。

結婚相談所で雇用してもらう場合には、勤務先の場所や活動範囲を確認しておきましょう。

2.連盟(団体)に加入してフランチャイズとして始める

婚活アドバイザーとして開業する2つ目の方法は、結婚相談所の連盟(団体)にフランチャイズ加盟して経営を始めること。

ほとんどのフランチャイズでは加盟店をサポートする体制が整っているため、困った時はとても心強い存在になります。

ちなみに、一般的なサポート内容の一例は次の通りです。

  • 経営の進め方や集客方法のマニュアル化
  • 研修制度でのスキルアップ
  • 会員情報の共有

また、フランチャイズに加盟すれば、事業運営に関するノウハウやツールなどが揃った状態でスタートできます。

そのため、集客や実務に集中しやすいという点でも、フランチャイズ加盟はアドバンテージになります。

しっかりと聞いたうえでアドバイスできるスキルが必要になるでしょう。

婚活アドバイザーのフランチャイズってどうなの?

結婚相談所にはいくつもの連盟があり、業界最大級の「日本結婚相談所連盟(IBJ)」や、昭和49年創業の「日本仲人連盟(NNR)」が有名です。

結婚相談所IBJの強みや評判は以下の記事で解説しています。

これらの「連盟」とは、全国にある結婚相談所をつなぐネットワークのこと。

結婚相談所が連盟に加入することで、相談所の垣根を越えてお見合いをセッティングできるところがメリットです。

たとえば、相談所Aの男性にマッチしそうな女性が相談所Dにいても、それぞれの相談所が独立しているとお見合いを設定できませんが、同じ連盟同士なら自由に組めます。

日本結婚相談所連盟とは
(引用:日本結婚相談所連盟(IBJ)|日本結婚相談所連盟とは

副業で婚活アドバイザーをする場合には、連盟に加入して個人で結婚相談所を始める人が多い傾向にあります。

連盟に加入すると他の相談所の会員も紹介できるようになるため、個人の婚活アドバイザーでも集客面の不安が軽減されるでしょう。

また、料金設定は自分の裁量でできたり、連盟が実施する研修を受講できたりといったメリットもあります。

連盟に加入するデメリットは、加盟料が初期費用としてかかってくることです。

加盟団体によって金額はまちまちですが、加盟料だけで40〜150万円の初期費用がかかることもあります。

加盟料が低い団体の場合は、毎月のロイヤリティ(月会費)が高かったり、研修などのサポートが期待できなかったりする可能性も。

そのため、加盟先選びは慎重に検討する必要があるでしょう。

婚活アドバイザーの収入はどこから発生する?

婚活アドバイザーの収入は基本的に「成果報酬」です。

成果報酬とは成果が発生した時に報酬を受け取る形式で、婚活アドバイザーの場合はお見合いが成功した時に「成婚料」として報酬が発生。

成婚料は自分で価格設定できるため収入も人によります。

成婚実績を作ることで会員を増やすきっかけにもなるため、収入を増やすにはお見合いの成功が近道です。

その他、入会金や登録料、月会費といった支払いを受けることでも収入になります。

会員数を増やして、月会費を徴収する仕組みが安定してくると、成婚が少なくてもある程度の収入を得ることができるでしょう。

婚活アドバイザーの副業を始める3つのメリット

会員と対面でのやりとりは休日が中心であり、メッセージのやりとりは隙間時間にできることから、副業での参入が増加傾向の婚活アドバイザー。

このような「本業に大きな影響を与えずにできる」メリット以外にも、婚活アドバイザーを副業で始めるメリットはあります。

  1. 未経験からでも始められる
  2. 将来的にも多くのニーズが見込める
  3. 開業にかかる資金が比較的少ない

ここでは、メリットを1つずつ見ていきましょう。

1.未経験からでも始められる

婚活アドバイザーは専門的な知識がなくても始められる職業です。

学歴や職歴は関係なく、未経験から始める人も少なくありません。

婚活のノウハウや、会員とのコミュニケーションをスムーズに進めるスキルを持っておくと役立ちますが、独学や実践を重ねる中で習得できます。

「始める前に基本を学んでおきたい」という勤勉な方は、フランチャイズに加盟して婚活アドバイザーを始めるのも方法の一つ。

開業前に研修を実施してくれるフランチャイズ本部があるため、話を聞いてみても良いでしょう。

2.将来的にも多くのニーズが見込める

現代の未婚者は、仕事で忙しいことが多い傾向にあるため、婚活サービスを利用して結婚相手を探すケースも増えています。

実際、リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2021」によると、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は、2011年から2020年の10年間で12.0ポイント増加。

(引用:リクルートブライダル総研|婚活実態調査2021

このことから、将来的にも婚活ビジネスの市場は拡大が見込まれるため、婚活アドバイザーの需要も高まっていく可能性が高いでしょう。

3.開業にかかる資金が比較的少ない

婚活アドバイザーは開業資金が比較的少なく済む点が魅力です。

後ほど詳しく紹介しますが、婚活アドバイザーとして開業するには2つの方法があります。

どの方法での開業でも、次のような理由から開業資金が抑えられる可能性が高いでしょう。

  • 必ずしも事務所がなくてもいい
  • 従業員を雇用しなくてもいい

会員とのヒアリングやお見合いの場所は、事務所ではなく、カフェやホテルのロビーでも対応できます。

また、実際に会わずにメールや電話、Skypeやzoomなどのオンライン通話で済ませることも。

基本的には自宅を中心に業務ができるため、事務所を契約しなくても問題ありません。

会員数が少ないうちは自分ひとりで対応できることが多く、従業員の雇用がいらないことも資金が抑えられる理由の1つです。

婚活アドバイザーの副業を始めるデメリット

副業にぴったりの婚活アドバイザーですが、始めるにあたってデメリットも理解しておきましょう。

ここでは次の3点を紹介します。

  • 個人だと集客できないリスクがある
  • 休む時間やプライベートの時間が減る
  • 本業にしたくて結果を焦りすぎてしまう

個人だと集客できないリスクがある

婚活アドバイザーの副業では、集客の難しさに直面する人も少なくありません。

婚活者は、会員数が多いほうが理想の相手と出会える可能性が高いと考えるため、会員が少ないとビジネスとして成立しにくい場合があります。

しかし会員数の多さではなく、アドバイザーの人柄が信頼できる」、「安心して任せられる」といった理由から、個人経営のアドバイザーを選ぶ人も中にはいます。

まずは目の前の会員にしっかりと向き合いながら、着々と実績を積んでいくことが成功への近道となるでしょう。

休む時間やプライベートの時間が減る

婚活アドバイザーの仕事のうち、会員との面談やお見合いの立ち会いは、週末や祝日などの休日がメインになります。

また、会員とのメッセージのやりとりが増えてくると、本業が終わった後の夜間に対応することもあるかもしれません。

副業でアドバイザーの仕事をする場合、本業の疲れを癒やす時間が減ってしまう可能性があります。

「一時的なら無理をしても大丈夫」と考える人もいるかもしれませんが、無理をした結果、体調を崩してしまっては本末転倒。

家族との時間や自分の趣味を楽しむ時間がなくなるだけでなく、本業に影響が出ることも考えられます。

しかしどのような業種でも、始めた頃は休日返上で取り組むこともあるでしょう。

そのため、一概に「婚活アドバイザーだから休みが減る」といったことではないのかもしれません。

本業にしたくて結果を焦りすぎてしまう

個人的に婚活アドバイザーを始めると、最初にぶつかるのが集客でしょう。

会員がなかなか集まらず収入にも繋げられないと、将来独立したい人は焦ってしまうかもしれません。しかし、結果を焦りすぎてしまうのは禁物。

結果を急いで合わない会員同士をマッチングさせたり、ヒアリングを疎かにしたりしては、評価が下がる原因になります。

当然ながら、口コミで会員が増えることも期待できません。

収入が担保されているところが副業で始めるメリットなので、一気に事業拡大しようと考えなくても良いでしょう。

少しずつ会員を増やしていき30名ほどに増えていけば、月会費や成婚料などで収入も安定してきます。

安定するまでに早くても1〜2年はかかると見込んで、駆け出しの時期に独自の強みや基盤をつくっていきましょう。

よくある質問

婚活アドバイザーの副業を検討している人のよくある質問を紹介します。

婚活アドバイザーは在宅でもできますか?

面談や会員の紹介はオンラインでも対応ができるため、婚活アドバイザーは在宅でもできるお仕事です。

ただし、お見合いの場にアドバイザーが同席したほうが安心感を覚える会員もいるため、状況に応じて現地に顔を出せるほうが無難でしょう。

自分に結婚経験がない未婚者でもできますか?

婚活アドバイザー自信が未婚者でも、アドバイザーの仕事は務まります。

適切な場面で会員に対してアドバイスをできれば信頼感を得ることはできるため、結婚経験の有無は関係ありません。

必要な資格はありますか?

婚活アドバイザーに必要な資格はありません。

聞き上手になることや、的確な場面でのアドバイスができることが大切なため、自己研鑽や実践を積み重ねることで上達させていきましょう。

年収はどれくらいですか?

婚活アドバイザーを副業で始めた場合、おおよその年収は100〜360万円程度と言われています。

ただし、当然ながら婚活アドバイザーの年収は人それぞれ異なります。

たとえば多くの会員を抱えて成約する頻度が高ければ比例して収入は上がりますし、副業として小規模から始めている人は年収は控えめになるでしょう。

婚活アドバイザーは頑張り次第で年収を上げていける業種であるため、どの程度本気で取り組めるかによって金額は変わります。

年齢は何歳くらいが良いのでしょうか?

婚活アドバイザーに適した年齢は特にありません。

若ければ会員に年齢が近いことが多く、話が合いやすいメリットがある一方で、熟年アドバイザーには安心感や信頼感を覚えることがあり、人気アドバイザーになりやすいでしょう。

若いほうが良い・熟年のほうが良いなどの決まりはありませんので、思い立ったタイミングで始めてみることをおすすめします。

男性でも婚活アドバイザーはできますか?

はい、可能です。

相手となる男性会員も必要になるため、男性の婚活アドバイザーも活躍するチャンスがあります。

女性アドバイザーも男性会員を相手にすることはありますが、男性のことは同性のほうが理解できることもあるでしょう。

場合によっては、男性会員からの信頼を受けやすいのは男性アドバイザーかもしれません。

まとめ

会員とのやりとりは本業の合間にできたり、面談やお見合いは休日に対応できたりすることから、副業として注目される婚活アドバイザー。

必要な資格などがないため未経験でも参入しやすく、今後も需要が高まることが予想される仕事です。

担当する会員の情報を理解して寄り添ったアドバイスや相手の紹介ができれば、信頼関係を築くことができ、口コミからの集客も期待できるでしょう。

婚活アドバイザーとして安定した収入を得るためには、自分の重視したい条件をはっきりさせて加盟先を選ぶことが大切。

フランチャイズ本部からのサポートを重視をするか、会員との関わりが密なほうが理想なのかなど、加盟先の特徴を把握したうえでの選択が必要になります。

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