東京オリンピック・パラリンピックが終わり、そのレガシーの活用が叫ばれている中、障がい者支援とeスポーツを活用した新しいビジネスが注目を集めています。株式会社ワンライフが運営する「ONE GAME」はeスポーツを活用した就労継続支援B型事業所です。eスポーツと障がい者支援という「社会性」と「成長性」が見込まれるビジネスモデルは、多くの事業者から注目を集めています。
本記事では、ONE GAMEの事業内容やフランチャイズビジネスの詳細、障がい者支援×eスポーツがいかに成長市場であるかについてお話しします。
就労継続支援B型事業所とは
ONE GAMEはeスポーツを活用した「就労継続支援B型事業所」です。就労継続支援B型事業所とは、一般企業へ就職することに不安を抱えている障がい者や、就職そのものを困難に感じている障がい者を支援するための「福祉サービス」のことです。雇用契約を締結せず、軽作業などの就労訓練可能な事業所がB型事業所になります。
利用者は自分の障がいや体調に合わせて働ける上、一般企業への就職や就労継続支援A型事業所への移行に必要なスキルや資格を習得できるメリットがあります。
就労継続支援B型事業所の作業内容
就労継続支援B型事業所で行われている作業内容の例を挙げてみましょう。
- 手工芸（刺繍などの単純作業）
- 機械部品等の加工作業
- 農作業
- 衣類のクリーニング作業
- 喫茶店などでの簡単な調理作業
- パンやクッキーといった大量製造される製菓類の作業
基本的には「単純作業であること」が就労継続支援事業B型事業所で行っている作業の特徴と言えるでしょう。
ONE GAMEのトレーニング内容
ONE GAMEでは、eスポーツビジネスに関わる3種類の作業の中から、自分の目標に合ったものを選んでトレーニングを行います。3つの作業は以下です。
- eゲーム選手
- 実況解説MC
- イベント
ゲーム学習やチームマネジメント、編集技術やマーケティングなど、eスポーツビジネスに関わる重要なスキルをトレーニングできます。
「障がい者支援×eスポーツ」がもたらす新しいビジネスモデル
障がい者支援とeスポーツ。この2つの分野は令和の現代において、新しいビジネス市場として注目されています。東京パラリンピックが行われた2021年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、屋外での就労継続支援作業が難しい状況にありました。
それが、eスポーツという新しいビジネス市場が活性化したことで「障がい者支援×eスポーツ」というポジティブな化学反応が起こったのです。大手企業がeスポーツ市場への参入ニーズが高まっている中、eスポーツビジネスに必要なスキルをもつ人材を確保するのは至難の業です。ONE GAMEはコロナ禍で下火になった障がい者支援と、コロナ禍でニーズが高まったeスポーツを掛け合わせることで、新しい「就労継続支援B型事業」に火を点けたビジネスモデルと言えるでしょう。
障がい者×eスポーツが描く未来
障がい者がeスポーツビジネスを学ぶメリットとしては、eスポーツビジネスそのものに、障がい者と健常者の境目がないという点が挙げられます。近年では障がい者用のeスポーツデバイスも開発されており、健常者と一緒になりながら選手として活躍する障がい者も多くなってきました。
eスポーツそのものはオリンピック競技候補にも挙がったこともあり、世間の注目度はかなり高い市場です。世間の注目度が高ければ高いほど、企業はPRなどの恩恵を求めてeスポーツ界に参入します。大会などでよい成績を残せば、企業のPRにもつながりますし、就職が難しい障がい者にとっても、自立するという目標が達成できるようになるはずです。
動画学習とeスポーツビジネスのプロによるコーチングでスキルアップできる
ONE GAMEでは入所者に対して動画学習を実施。専門コースでは、それぞれのプロが実際にカリキュラムに講師として参加しています。eスポーツ専門学校のような施設や機器を導入し、他の就労継続支援B型事業所では難しいeスポーツビジネス関連スキルの習得を促進しています。
ONE GAMEフランチャイズビジネスについて
ONE GAMEのフランチャイズビジネスでは、この就労継続支援B型事業所の運営を行います。事業の稼働率（作業量÷入所者人数）によって収益が異なります。ONE GAMEでは運営が軌道に乗るまでは、毎月発生する売上高×10％のロイヤリティの支払いが必要ありません。
集客などの細かい作業はすべてフランチャイザーであるONE GAMEがサポートしてくれます。加盟店契約から開業までの作業もすべてONE GAMEのサポートを受けながら進められます。
収益シミュレーションがこちらです。
引用元：ONE GAME公式サイト
稼働率が70％を超えた段階で営業利益がプラスに転じます。経費等もあるため、一概に70％以上とはいえませんが、入所者さえ集客できれば、高い収益を得られることがわかります。
障がい者支援×eスポーツが新しい市場を生み出す
「障がい者×eスポーツ」は現在、そして将来的にも大きく成長可能な市場です。社会貢献と成長市場の両方をビジネスの核にできるONE GAMEのフランチャイズビジネスをはじめるなら、まさに今です。
ONE GAMEのフランチャイズビジネスに関する質問や相談があれば、ぜひ「無料相談窓口」までご連絡ください。
